天台哲学的基础 - 二谛论在中国佛教中的成熟
〔美〕保罗·史万森 著 史文 罗同兵 译
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| 出版社:上海古籍出版社 |
| 出版年:2008年12月 |
| コード:313777 ISBN/ISSN 9787532550920 |
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真俗二諦論は仏教哲学中で対をなす基本概念であり、全仏教思想史におけるキーワードでもある。二諦論はインド仏教般若中観学が中国に伝来するのに伴い、両晋以降中国仏教学者から重視され、歴代の高僧が研究、解明する中で成熟した観念体系を形成していった。とくに天台宗を創始したとされる智顗の功績は際立っており、智顗が提示した「三諦論」は二諦論を発展させたばかりでなく、その後の中国仏教思想および中国哲学全体に多大な影響を及ぼした。著者は米国の高名な仏教学者で、とりわけ天台宗および中観哲学の研究に長じており、智顗『法華玄義』テキストの解読と哲学的分析を通じて、二諦論が中国仏教哲学史上に受け入れられ、解釈され、発展していったプロセスを解き明かしている。その研究は仏教思想に完全にそった理論で分析と考察がなされており、適切で要点をついた納得の出来る結論が導き出されている。この点は、数多くの外国人研究者が東洋学にアプローチする手法と全く異なっており、そのことが本書に高い学術的価値をもたらしている。
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