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史料学遍歴
東野治之
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出版社:雄山閣 |
出版年:2017年01月 |
コード: 296p ISBN/ISSN 9784639024620 |
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古典文献の広範な知識を背景に、厳格に史料を読み解く。平易な文章で綴られる謎解きの先に、豊かな歴史世界が広がる。
目次: 第一章 金石文と木簡 法隆寺金堂薬師像の光背銘と天寿国繡帳の銘文― その史料的性格をめぐって― 長谷寺法華説相図銅板銘と則天皇帝の尊号 多胡碑再考― 模造碑並びに書風をめぐって― 陽剣・陰剣の象嵌銘とその書風 飛鳥時代木簡と上代語 第二章 寺院と仏教 法隆寺と聖徳太子 文献史料から見た中宮寺 夏身寺の創建と『薬師寺縁起』 称徳天皇による法王・法臣の任命と鑑真の請来仏典 第三章 日本と東アジア 白鳳時代論 ありねよし 対馬の渡り― 古代の対外交流における五島列島― 井真成の墓誌を読む 飛鳥奈良朝の祥瑞災異思想 第四章 古典籍と歴史 古代人が読んだ漢籍 日本古代の『春秋』受容 『文選集注』所引の『文選鈔』 平安時代の日常会話の復原 日記にみる藤原頼長の男色関係―王朝貴族のウィタ・セクスアリス― 明治初年の国立銀行紙幣をめぐる菊池容斎と石井鼎湖―『前賢故実』を手がかりとして― 書後
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