中国・本の情報館~東方書店~
サイト内検索
カートを見る
ログイン ヘルプ お問い合わせ
トップページ 輸入書 国内書 輸入雑誌  
本を探す 検索   ≫詳細検索
詳細情報
光武帝 「漢委奴国王」印を授けた漢王朝の復興者 /世界史リブレット人013
小嶋茂稔
出版社:山川出版社
出版年:2023年07月
コード:   104p   ISBN/ISSN 9784634350137
 
価格 880円
  <東京店在庫有り>
東京店に在庫がございます。少部数のものもございますので、ご来店の場合は直接お問合せください。
 
カートに入れる
後漢の建武中元2年(西暦57年)の正月、後漢の都が置かれた洛陽の北宮において、時の皇帝が、遠く日本列島から訪れた倭の奴国の使者と謁見していた。そこで、皇帝と使者との間にどのようなやり取りがあったかは、詳らかには分からない。史書の伝えるところでは、この時、使者を介して、奴国の君主は「漢倭奴国王」に冊封され、その文字を刻した金印と、恐らくは紫色の綬(印を首からさげる組みひも)とを下賜されている。現在、九州国立博物館に所蔵されている、志賀島から発見された金印が、この時奴国の使者に授与されたものである可能性が極めて高いといわれている。中国諸王朝の皇帝の中で、日本列島に居住していた人物と謁見した人物はそう多くはないであろうが、確かな記録に依拠する限り、その第1号こそ、本書の主人公光武帝である。
本書では、その光武帝の中国再統一に至る経緯や政策ならびに政治理念を紹介することを通して、光武帝その人がどのような人物であったか、さらには光武帝が事実上建設した後漢という王朝をどのように理解すれば良いのかを論じる。
中国・本の情報館~東方書店 東方書店トップページへ
会社案内 - ご注文の方法 - ユーザ規約 - 個人情報について - 著作権について