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ソ連と東アジアの国際政治 1919-1941 上製
麻田雅文 編
出版社:みすず書房
出版年:2017年02月
コード:   400p   ISBN/ISSN 9784622085706
 
価格 6,600円
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ソ連の存在を抜きにして戦間期の東アジア国際政治を論ずることはできない。しかしながら史料状況等の制約により、両者の関係は従来十分に研究されてきたとは言い難い。ソ連側史料に即した研究がようやく可能となってきている現在、この戦間期国際政治の最大の空隙を埋める機は熟している。本書はそうした要請に応える画期的論文集。東アジアを一変させた満洲事変を境に2部構成とし、巻末に史料紹介を付す。

目次:
序論(酒井哲哉)

〔第一部 1920年代編〕
第一章 張作霖とソ連の「盟約」――奉ソ協定(1924年)の再考(麻田雅文)
第二章 1920年代前半の外モンゴルにおけるソ連、コミンテルンの活動指導者たち(青木雅浩)
第三章 朝鮮独立運動とソヴィエト政府、コミンテルン(小野容照)
第四章 北サハリン売却問題とソ連中央(1923年)(藤本健太朗)
第五章 1920年代半ばにおける日ソ関係――基本的な方針・アプローチをめぐるソ連側の議論(シュラトフ・ヤロスラブ)

〔第二部 1930年代編〕
第六章 1930年代を中心とするソ連の対モンゴル、新疆政策の類似点と相違点(寺山恭輔)
第七章 西安事変前の張学良とソ連の接近――事変「発生」のソ連ファクター(伊丹明彦)
第八章 1937年の極東情勢とソ連――中ソ不可侵条約の成立過程(河原地英武)
第九章 ブリュヘル元帥粛清から見た張鼓峯事件とソ連(笠原孝太)
第一〇章 ソ連から見たノモンハン事件――戦争指導の観点から(花田智之)
第一一章 北樺太石油・石炭利権をめぐる日本とソ連――1939年の交渉を中心に(吉井文美)

〔史料紹介〕
岡村二一「外相渡歐に随伴して」──記者が語った松岡外相訪欧(服部龍二)

編集後記
索引
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