宋代花箋特展(中英對照)(附冊)
精装
何炎泉 主編 蒲思棠 英文翻譯
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出版社:國立故宮博物院 |
出版年:2018年06月 |
コード:433686 216p 31cm ISBN/ISSN 9789575627959 |
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在庫僅少
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台湾・国立故宮博物院で2018年1月から3月に開催の同名特別展の図録。「花箋」とは装飾を施した便箋を指し、所蔵している宋代文人の書画には、約20数件の珍しい「砑花箋」に書かれた作品があり、その内数件は文様が比較的はっきりしている。「砑花箋」は木版に紙を押し付けて紋様をすり出す。現存するものは北宋時代のものが最も古く、一般公開されている数が極めて少なく、比較的名の知れた数点が何度も引用されるため、宋代砑花箋紙は極めて稀少だという印象を人々に与えてきた。また現在の「砑花箋」に対する関心や研究は、明清時期のそれが対象で、そのため「砑花箋」は明清のころの流行とする説がうまれた。しかし、所蔵の宋代の書簡、書画作品で、長らく無地と思われてきた便箋や紙の上に、特殊な撮影技術を活用することで、ごく控えめながら極めて精緻な宋代の紋様が浮かび上がった。目録には、宋代書画作品に隠されてきたこうした紋様装飾が一目でわかるよう、作品原本とともに紋様が浮かび上がった図版を掲載する。それにより、「砑花箋」が宋代文化の中にあった様子を再現、その卓越した技術や洗練された美しさを明らかにしている。付録として花箋模様の便箋が付く。
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