水前本瘞鶴銘（附水後本瘞鶴銘）
／翰墨瑰寶：上海圖書館藏珍本碑帖叢刊‧鑒賞版
上海圖書館 編
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| 出版社：上海古籍出版社 |
| 出版年：2014年03月 |
| コード：387160 85p 39cm ISBN/ISSN 9787532571710 |
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「翰墨瑰宝・上海図書館蔵珍本碑帖叢刊（鑑賞版）」シリーズの一点で、2006年刊「翰墨瑰宝・上海図書館蔵珍本碑帖叢刊（第一輯）」シリーズの一点であった。もとのシリーズは原寸大でカラー印刷により、貴重な碑帖を題記題跋まで完全に収録しており、当時第11期五カ年計画の重点出版計画に選定され、さらに中国書法蘭亭奨・編輯出版の一等賞を獲得した。今回のシリーズでは、同じ内容を平装版にすることで価格をもとの三分の一に抑えている。「瘗鶴銘」は鶴を葬るのに際して作られた南朝・梁天監13年（514年）（伝）の頃の銘文で、もとは江蘇鎮江の焦山西麓を通る桟道の崖上に刻まれていた。唐代に崖が崩れて長江の川底に沈み、北宋初期、運河改修の際水面に姿を現したという。それを拓本にとり、考証を経て「瘗鶴銘」であると鑑定された。南朝期摩崖書法の至宝であり、「大字之祖」と讃えられ、黄庭堅の書法にも多くが取り入れられている。本書はかつて清・李国松が所蔵し、現在は中国の一級文物に指定されている「水前拓本」で、さらに「水後本」も併せて収録している。
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