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詳細情報
延安日記(1940-1945) 上、下 精装
蕭軍
出版社:牛津大學出版社
出版年:2013年
コード:379889   1458p  24cm ISBN/ISSN
 
価格 11,858円
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本書は蕭軍(1907~1988)が1940~1945年に記した百万字近くにのぼる日記であり、これまで未公開だった貴重な一次資料を提供している。蕭軍自身はかつて文革期に「右派」として糾弾された際、日記について次のように語っている。「これらの日記を記した当時、誰か別の人物に、たとえ自分の妻にでさえ、見られるとは思いもよらなかった。ましてや後に家宅捜索を受け没収され、このように罪を犯した証拠にされるなどとは。もし当時今の結果を予想できたなら、この日記を書きはしなかっただろう。現在、日記のなかにたまたま記した不都合な部分や不的確な思想、語句、記録の断片が私自身の反党の罪証となった以上、私にはもう何も言うべき言葉はない」。

蕭軍について:
中国現代文学史上における重要作家で、1935年発表した『八月的郷村』で頭角を現した。また1936年には参列者が万を数えたと言われる魯迅の葬儀の総指揮をつとめており、魯迅の忠実な弟子であり、その影響は一生涯に及んだ。1938年、初めて延安を訪れ毛沢東、周恩来等など中共リーダーと会見した。1940年、二度目に延安を訪れた際には、その後5年にわたり延安で文学編集および教育活動に従事し、陝甘寧辺区政府参議員をつとめ、延安文芸座談会に参与するなど、多くの中共リーダーや左翼芸術家と交流があった。
蕭軍は左翼に属しながら、非共産党員であり、また魯迅と毛沢東との両者と深い交流を持つなど、極めて珍しい特徴をもつ作家である。また憲兵・編集者・作家・出版人・医師・文物専門家など、当代中国史と関連が深い様々な職業を経験している点も特徴的である。1932年女流作家・蕭紅と出会い、以降共同生活を送ったことでも知られ、その6年にわたる婚姻と芸術的な成果は、現代文学史上で色あせることのない逸話として知られる。1988年6月22日、北京にて病没、享年81歳。
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