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中国近代海关总税务司通令全编(全46册)
中华人民共和国海关总署办公厅 编
出版社:中国海关出版社
出版年:2012年12月
コード:370473      ISBN/ISSN 9787801658920
 
価格 880,000円
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中国の海港に置かれた税関である海関は、1858年の中英天津条約で始まった外国人税務司制度により、北京の海関総税務司署の総轄のもと、総税務司を始めとする外国人職員を置いて管理されるようになり、第二代総税務司ハート(Robert Hart, 1835-1911; 総税務司1863-1908)のもとで大きく発展し、1890年代には22ヵ国を代表する約700名の外国人職員と3,500名の中国人職員を擁して、国家歳入の四分の一を占める強大な組織となった。海関の業務は、関税徴収や密輸防止にとどまらず、沿岸照明の設置や海図の作成、入港船の水先案内や停泊、各種貿易統計や報告の出版、総理衙門による外交交渉の補助、砲艦の調達、近代的軍隊の整備、外国語学校の運営、使節の派遣と維持、ひいては近代的郵便制度の設立にまでわたり、列強からの外圧と度重なる内乱に翻弄される清朝と中華民国を助け、その近代化・国際化に計り知れない貢献をした。海関の外人管理は中華人民共和国の発足まで続いた。現在、保存されている約20万巻の中国近代海関档案資料のうち、歴代の総税務司により頒布された「総税務司通令」は、もっとも重要な海関関係の公文書として研究者に重視されている。これらの「総税務司通令」の形式は、指令・訓令・命令・人事異動通知・業務通告・法律法規・規章制度・章程・備忘録及び様々な公文書であり、内容は、国際条約と海関との関係、中国の中央政府や地方政府と海関との関係、海関と海務・郵政・検疫・港務・気象・航標・引水・内外債務・商標・博覧会当局との関係、海関の輸出入税率の徴収、海関の組織機構・貨物管理・人事制度・税金徴収・密輸取締・麻薬取締・統計編制・不動産・教育・出版物・人員募集と関係試験などの広範囲にわたり、史料価値が極めて高い。本書は、1861年から1949年までの「総税務司通令」を網羅的に影印収録する。
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