清末民初 列強は中国の鉱産資源を略奪するため 中国政府に様々な鉱山建設や鉱産採掘についての不平等条約の調印を迫っていた。本書は 当時の渉外礦務の档案資料33種を影印収録する。清総理各国事務衙門・河南巡撫・広東巡撫・広西巡撫・江西巡撫・山西巡撫・軍機処・南北洋大臣・理藩院・盛京将軍・黒竜江将軍・吉林都督・外務部・農工商部など重要な部門や高官の奏稿・会奏・文・函・電報及び仏・英・俄・日・徳などの国との交渉記録であり その内容が渉外礦務の章程や契約 渉外礦山の探査・建設・採掘 諸国との交渉の経過 渉外礦山の所有権の回収などにわたるため 中国近代経済史とりわけの清末民初礦務史の研究にとってこれ以上ない貴重な資料である。本書の収録明細は下記の通り。「広西礦務案」(光緒24年) 「河南福公司礦務档案」(光緒24年-宣統2年) 「華洋開辨礦務案」(光緒27-29年) 「雲南隆興公司案」(光緒28年-民国2年) 「黒竜江漠河金礦档」(光緒32-33年) 「安徽礦档」(光緒32年) 「湖南礦档」(光緒32-33年) 「山東五処理礦档」(光緒33年-民国元年) 「奉天通懐礦案」(光緒32-33年) 「熱河礦档」(光緒32年-宣統元年) 「蒙古礦档」(光緒32年) 「房山礦档」(光緒32-33年) 「廉欽礦档」(光緒33年) 「黒竜江礦档」(光緒33年) 「奉天礦档」(光緒33年) 「吉林夾皮溝档」(光緒33年) 「福建福汀邵礦档」(光緒33年) 「礦務新章案」(光緒33年-宣統3年) 「俄商葉米立羊夫請辨金厰案」(光緒34年) 「撫順煤礦案」(宣統元年-民国元年) 「開灤礦務案」(光緒34年-民国8年) 「吉林蜂密山煤礦案」(宣統3年-民国2年) 「禁止俄商在伊犁開礦設郵案」(民国元年) 「河南福公司案」(民国元-2年) 「湖北炭山湾贖礦案」(民国元-3年) 「工商部調査礦巻案」(民国2年) 「山東徳国礦務案」(民国2年) 「広西桂林梧州開礦案」(民国3年) 「江西余幹県属煤礦案」(民国3-4年) 「礼和洋行訂購鉛砂案」(民国4-9年) 「胡汝麟等售礦与福公司案」(民国5-8年) 「英商運銻抗領運単案」(民国5-9年) 「英館請査禁河南私開土窰案」(民国9-10年)
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