天平の客、ペルシア人の謎―李密翳と景教碑
上製
李家正文 著
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：1986年11月 |
| コード：00169 250p ISBN/ISSN 4-497-86173-2 |
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歴史のなぞを推理する！
天平8年（736年）に帰国した遣唐使副使・中臣名代（なかとみの なしろ）の船に随伴してきた一行の中に、李密翳という名のペルシア人の青年がいた―歴史はこの青年についてはほとんど何も記録していない―この青年はなんのために、なんの役割で、どのような目的で連れてこられたのか。本書では医者説（僧医説）をたて、この謎を究明する手がかりとなる「大秦景教（キリスト教）流行中国碑」（西安碑林に現存）の碑文を分析し、李密翳の謎を解き明かしていく。
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■編著者紹介
李家 正文（りのいえ まさふみ）：1909年広島県生まれ。國學院大學国文科、同研究科修学。広島女学院専門学校専任講師を経て、朝日新聞社に入社、同映画局長兼出版局長、朝日学生新聞社社長などを歴任し、その後随筆家となる。著書に『厠攷』（六文館）『らくがき文化史』（講談社）『厠まんだら』（雪華社）『筆談墨史』（朝日新聞社）『水車史考』（雪華社）『韓国の文化史』（泰流社）など多数。
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