中国考古学論叢 古代東アジア社会への多角的アプローチ
上製
大貫静夫 編
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出版社:同成社 |
出版年:2021年05月 |
コード: 326p ISBN/ISSN 9784886218650 |
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土器の再検討から殷王朝の始まりに言及した編者の論考をはじめ、中国および東アジア考古学研究の最前線で活躍する研究者10人が先史時代から近世に及ぶ多彩な論文を提示。東アジア史をさまざまな角度から照射した、関係者必読の論文集。
目次: 土器から考える殷王朝の始まり 【大貫静夫】 下七垣文化研究の現状と課題 【久保田慎二】 婦好墓からみる殷墟青銅器の生産とその展開 【鈴木舞】 西周王朝と「族属」問題―腰坑の分析からみた被葬者の性格― 【角道亮介】 新報告遺跡からみた春秋戦国時代燕国の遼寧地域への拡大 【石川岳彦】 遼西における侯馬系青銅彝器の出現と背景 【山本尭】 戦国時代の楚におけるガラス(玻璃)璧とその副葬について 【小寺智津子】 渤海国の瓦塼の変遷と系譜―紋様塼を読み解く― 【中村亜希子】 磁器に描かれた清朝銭の表現―清・景徳鎮と日本・肥前の比較― 【古澤義久】 土器調理対象物への二つのアプローチ―付着塊状試料の窒素・炭素安定同位体比と残存脂質分析からわかることの違い― 【庄田慎矢】
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