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台湾語研究と「言語の民主化」
中川仁
出版社:近現代資料刊行会
出版年:2023年07月
コード:   240p   ISBN/ISSN 9784863645776
 
価格 5,500円
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筆者は、「日本統治下における台湾語・客家語・蕃語資料」及び「補巻」全4冊、「戦後初期日本における中国語研究基礎資料」全4冊など、戦前から戦後にかけての台湾語の言語科学についての資料集や、陳輝龍『台湾語法』や李献璋『福建語法序説』、王育德らの研究成果を踏まえた『台湾語研究序説』(2021年)などを上梓している。
本書は以上の資料集と同時並行で執筆されたもので、以上の研究を総括し、言語環境及び政策と言語研究、文学運動、歴史、政治的な視点などを網羅して一冊にまとめたものである。
台湾語の研究と台湾の言語環境の動向を示し、戦前及び戦後と歴史に翻弄された台湾の人々の言葉への愛着を提示する。


目次:
第1部 戦前の台湾語研究が戦後期の日本における台湾語研究に影響を及ぼしたもの――その背景と研究
 第1章 植民地の文学運動――そして表現形態試論を考える
 第2章 陳輝龍の台湾語法
 第3章 戦後初期日本における台湾語研究
 第4章 王育德の研究(戦後初期の台湾語研究・私見として)
第2部 台湾の歴史的背景と重層植民
 第5章 台湾の歴史的な背景にみるもの
 第6章 重層植民としての台湾――二・二八事件と台湾の民主化運動と多言語主義への展開――
第3部 国民党の北京語同化政策と多言語主義(「言語の民主化」と母語復権を示唆するもの)
 第7章 第一期 国民党の北京語同化政策
 第8章 民主化と多言語社会
 第9章 原住民諸語と台湾の言語政策
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