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朝鮮後期財政史研究 軍事・商業政策の転換 上製
山本進
出版社:九州大学出版会
出版年:2018年03月
コード:   240p   ISBN/ISSN 9784798502267
 
価格 7,700円
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近世東アジアの中で、朝鮮はいかなる役割を果たしたのか。対軍事財政と対商業政策の両側面から朝鮮後期の経済的成熟を検証し、前近代型「国民経済」形成への可能性を展望する。

目次:
 序章 朝鮮における前近代型「国民経済」の形成

第Ⅰ部 軍備の強化と財政
 第一章 鋳砲政策と鋳銭政策
 はじめに
 一 一七世紀の銭
 二 一八世紀の銭
 三 一九世紀の銭
 おわりに
 第二章 火器の種類と製造
 はじめに
 一 朝鮮前期の火器
 二 壬辰倭乱と火器
 三 朝鮮後期の火器
 おわりに
 第三章 軍用綿布としての青布輸入
 はじめに
 一 朝鮮前期の青布と綿布
 二 壬辰倭乱と青布
 三 朝鮮後期の青布
 おわりに
 第四章 北辺戍卒への衣料支給
 はじめに
 一 衣料支給の開始
 二 衣料支給の変化
 おわりに

第Ⅱ部 商業の発達と財政
 第五章 都庫の成長
 はじめに
 一 貢人と都庫
 二 市廛と都庫
 三 権力と都庫
 おわりに
 第六章 旅客主人と中都児
 はじめに
 一 初期の旅客主人
 二 中都児の登場
 三 旅客主人の仲買商化
 おわりに
 第七章 京主人の殖利活動
 はじめに
 一 京主人と防納制
 二 邸債の利権化と米辺
 おわりに
 第八章 公債の登場と展開
 はじめに
 一 使行貿易と公債
 二 民庫と公債
 おわりに
 第九章 雑種量制の収斂
 はじめに
 一 中央財政と量制
 二 還政と量制
 三 民間量制
 おわりに

 終章
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