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中国料理の世界史 美食のナショナリズムをこえて
岩間一弘
出版社:慶應義塾大学出版会
出版年:2021年09月
コード:   656p   ISBN/ISSN 9784766427646
 
価格 2,750円
  <東京店在庫有り>
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ラーメン、チャジャン麺、フォー、パッタイ、海南チキンライス、チャプスイ……
まるで、歴史のフードコート!
▼世界に広がり、人々に愛され「国民食」へと変貌をとげた「中国料理」。
国家建設とナショナリズムに注目しながら、アジアからアメリカ、ヨーロッパを縦横無尽に旅して、中国料理と中国系料理の巨大で口福な歴史を味わいなおす。
▼登場する料理の一部
北京ダック、満漢全席、小籠包、フカヒレ煮込み、タピオカミルクティー、左宗棠鶏、牛肉麺、マントウ、パッタイ、フォー、バクテー、広東麺、ニョニャ料理、チャプチェ、チャジャン麺、チャンポン、チャプスイ、パンダエクスプレス、卓袱料理、ラーメン、餃子、天津飯、沖縄そば、中華おせち


目次:

 序章 中国料理から見える世界史

第一部 中国料理の形成――美食の政治史
 第1章 清国の料理――宮廷料理から満漢全席へ
 第2章 近代都市文化としての中国料理――北京・上海・重慶・香港の料理
 第3章 中国の国宴と美食外交――燕の巣・フカヒレ・北京ダック
 第4章 ユネスコの世界無形文化遺産への登録申請――文思豆腐から餃子へ
 第5章 台湾料理の脱植民地化と本土化――昭和天皇・圓山大飯店・鼎泰豊
 第6章 豆腐の世界史――ナショナリズムからグローバリズムへ

第二部 アジアのナショナリズムと中国料理
 第1章 シンガポールとマレーシア――海南チキンライス・ホーカー・ニョニャ料理の帰属
 第2章 ベトナム――フォーとバインミーに見る中国とフランスの影響
 第3章 タイ――パッタイの国民食化・海外展開へ至る道
 第4章 フィリピン――上海春巻きや広東麺が広まるまで
 第5章 インドネシア――オランダ植民地・イスラーム教と中国料理の苦境
 第6章 韓国――ホットク・チャプチェ・チャンポン・チャジャン麺
 第7章 インド――赤茶色の四川ソース

第三部 米欧の人種主義とアジア人の中国料理
 第1章 アメリカ合衆国――チャプスイからパンダ・エクスプレスまで
 第2章 イギリス――チャプスイ・中国飯店・中国料理大使
 第3章 ヨーロッパ・オセアニア・ラテンアメリカ――中国料理の文化的意味の多様性

第四部 日本食と中国料理の境界――世界史のなかの日本の中国料理 
 第1章 近代という時代――偕楽園・チャプスイ・回転テーブル・味の素
 第2章 近代から現代へ――ラーメン・陳建民・横浜中華街・中華おせち
 終章 国民国家が枠づける料理のカテゴリー

後記
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