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全訳 封神演義 1
二階堂善弘 監訳/山下一夫,中塚亮,二ノ宮聡 訳
出版社:勉誠出版
出版年:2017年09月
コード:   554p   ISBN/ISSN 9784585296416
 
価格 3,520円
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中国古典神怪小説の集大成。
現在でも信仰され愛される哪吒や楊戩(清源妙道真君)など神仙たちが登場し、姜子牙(太公望)が悪逆非道の紂王・妲己を打倒する。

※『封神演義』(ほうしんえんぎ)とは:
中国明代に成立した神怪小説。『商周演義』、『封神伝』、『封神榜』、『封神榜演義』ともいう。史実の殷周易姓革命を舞台に、仙人や道士、妖怪が人界と仙界を二分して大戦争を繰り広げるスケールの大きい作品。文学作品としての評価は高くないが、中国大衆の宗教文化・民間信仰に大きな影響を与えたとされる。著者(編者)は一般に許仲琳とされることが多いが、定説はない。

【本書の特徴】
・封神演義(全100回)を全訳。
・神仙研究者、中国文学者、中国白話小説(封神演義)研究者、中国民間信仰研究者、各エキスパートが訳出。
・各巻末コラムに「図像化」や「演劇」など、物語にまつわる多面的な内容を収載。

目次:
人物紹介
封神演義 主要地図
プロローグ
第一回 紂王、女媧宮に参拝す
第二回 冀州侯蘇護、商にそむく
第三回 姫昌囲みを解き、妲己を宮に進めしむ
第四回 恩州の宿に狐狸、妲己を殺せしこと
第五回 雲中子、剣を進めて妖怪を除かんとす
第六回 紂王、無道にも炮烙を造る
第七回 費仲、計略にて姜皇后を廃す
第八回 方弼・方相、朝歌にそむく
第九回 商容、九間殿において節に死す
第十回 姫伯、燕山にて雷震を収む
第十一回 羑里城に西伯侯、囚わる
第十二回 陳塘関に哪吒、出世す
第十三回 太乙真人、石磯を収む
第十四回 哪吒、蓮花の化身を現す
第十五回 崑崙山の子牙、下山す
第十六回 子牙、火もて琵琶精を焼く
第十七回 蘇妲己、蠆盆をつくる
第十八回 子牙、主を諫めて磻渓に隠る
第十九回 伯邑考、貢ぎ物を進めて贖罪す
第二十回 散宜生、ひそかに費仲・尤渾に通ず
第二十一回 文王、誇官して五関を逃げる
第二十二回 西伯侯文王、子を吐く
第二十三回 文王、夜に飛熊の兆しを夢みる
第二十四回 渭水に文王、子牙を聘す
第二十五回 蘇妲己、妖を招き宴に赴く
コラム―『封神演義』について(二階堂善弘)
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