外国人の発見した日本
/アジア遊学219
石井正己 編
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出版社:勉誠出版 |
出版年:2018年06月 |
コード: 224p ISBN/ISSN 9784585226857 |
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開国によって世界へ門戸を開き、欧米から多くの外国人が日本を訪れた十九世紀。西洋からの文明がもたらされると同時に、それまで自覚されてこなかった多くの日本の価値もまた彼らによって発見された。本書では、ヘボンやウェイリー、フェノロサ、シーボルトなど、人文学の分野で功績を残した十六人の外国人に着目。近代化の過程において「他者」から日本へと注がれたまなざしと出会う。
目次: 序―外国人の発見した日本(ニッポン)(石井正己)
第一章 言語と文学─日本語・日本神話・源氏物語 ヘボンが見つけた日本語の音─「シ」はsiかshiか?(白勢彩子) バジル・ホール・チェンバレン─日本語研究に焦点を当てて(大野眞男 カール・フローレンツの比較神話論(山田仁史) ◎コラム◎ アーサー・ウェイリー(植田恭代)
第二章 芸術と絵画─美術・教育・民具・建築 フェノロサの見た日本─古代の美術と仏教(手島崇裕) フェリックス・レガメ、鉛筆を片手に世界一周(ニコラ・モラール/河野南帆子 訳) エドワード・シルべスター・モース─モノで語る日本民俗文化(角南聡一郎) ◎コラム◎ ブルーノ・タウト(水野雄太)
第三章 地域と生活─北海道・東北・中部・九州 ジョン・バチェラーがみたアイヌ民族と日本人(鈴木仁) イザベラ・バードの見た日本(石井正己) 宣教師ウェストンのみた日本(小泉武栄) ジョン・F・エンブリー夫妻と須恵村(難波美和子) ◎コラム◎ フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトのみた日本各地の海辺の営み(橋村修)
第四章 文明と交流─朝鮮・ロシア・イギリス・オランダ 李光洙と帝国日本を歩く─『毎日申報』連載の「東京雑信」を手がかりに(金容儀) S・エリセーエフと東京に学んだ日本学の創始者たち(荻原眞子) 日本はどのように見られたか─女性の着物をめぐる西洋と日本の眼差し(桑山敬己) ◎コラム◎ コルネリウス・アウエハント(川島秀一)
資料 近代日本の外交概観年表(水野雄太 編)
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