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ライラックの花香るころ 中国語を生涯の友として【最新刊】
神崎多實子
出版社:東方書店
出版年:2025年07月
コード:22511   328p   ISBN/ISSN 9784497225115
 
価格 2,970円
  <東京店在庫有り>
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中国語通訳歴68年

中国語通訳の第一人者として国交正常化前、高校在学中から60年以上にわたり活躍してきた著者の自伝。許広平(魯迅夫人)、曹禺(劇作家)、廖承志(中日友好協会会長)、江沢民(元国家主席)、細川護煕(元総理大臣)など折々の登場人物も圧巻である。

2歳で満洲にわたった著者は、敗戦後の中国長春で初めてきちんと中国語と向き合い、60年以上の交誼を結ぶことになる中国人の恩師、学友とも出会う。1953年帰国。貿易代表団の来日を皮切りに、京劇代表団の日本公演、原水爆禁止世界大会(長崎)、日本商品展覧会(広州、武漢)などで通訳を務め、中国語教師、銀行勤務などを経て、1990年からはフリーランスの通訳者として様々な国際会議やニュース番組を支えてきた。

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著者の言葉
思えば、通訳者は孤軍奮闘するのが宿命で、一匹狼になりやすい。だが、数多くの小さな花が寄りつどって大きな房となり、清らかな香りを放つライラックのように、わたしはこれまでに出会ったさまざまな人々との出会いを束ねて、いつまでも日中両国の心を結ぶ懸け橋として「小さな紫の花」であり続けたい。(「まえがき」より)

構成
まえがき
第I部 満洲崩壊から新中国の誕生
 プロローグ
 第一章 「五族協和」の日々
 第二章 敗戦、国共内戦の時代
 第三章 解放区吉林へ
 第四章 再び長春へ――歌から覚えた中国語
 第五章 東北師範大学附属中学校――師生情、同学情
 第六章 帰国の途へ

第II部 帰国、通訳の道へ
 第一章 緑の島――日本
 第二章 駆け出しの通訳のころ
 第三章 中国再訪、青春の想い出
 第四章 中国語研修学校の教師のころ
 第五章 北京友誼賓館の想い出――マラソン人生の小休止
 第六章 銀行の通訳時代――一九八〇~一九九〇

第III部 通訳奮戦記 
 第一章 放送通訳の現場から
 第二章 要人の通訳――切り立った稜線を行くが如く
 第三章 グローバル化の波間で
 第四章 言葉からみた両岸関係の変遷
 第五章 通訳こぼれ話

第IV部 旅の栞
 再び友誼賓館を訪れて――合歓の木の下で
 遥かなるロシア――一二日間の旅
 「目から鱗」――中国六日間 文化の旅

あとがき

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■編著者紹介
神崎多實子(かんざき・たみこ)
1935年東京都生まれ。幼年期に中国へ渡航、中華人民共和国成立後、長春東北師範大学附属中学校で学ぶ。1953年帰国。東京都立大学附属高等学校(現都立桜修館中等教育学校)卒。『中国画報』社(北京)、銀行勤務などを経て、フリーランスの通訳者に。通訳歴は60年を越える。ほかにNHK・BS放送通訳、サイマル・アカデミー講師等を30年余り務めた。第5回JACI(日本会議通訳者協会)特別功労賞受賞(2022年)。関東日中平和友好会顧問、長春東北師範大学附属中学日本校友会名誉会長。
編著書:『中国語通訳トレーニング講座 逐次通訳から同時通訳まで』(共著)、『聴いて鍛える中国語通訳実践講座 ニュースとスピーチで学ぶ』(共著)、神崎勇夫遺稿集『夢のあと 続中国酔い語り』(いずれも東方書店)
訳書:『周恩来の足跡 中国を救い世界を魅了した生涯』(李海文主編、共訳、社会評論社)
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