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中国21 Vol.50 中国近現代の知識経験と文学
愛知大学現代中国学会 編
出版社：東方書店
出版年：2019年03月
コード：00866 240p ISBN/ISSN 9784497219084
価格 2,200円
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特集では、「座談 中国近現代の知識経験と文学表現をめぐって」のほか、「章炳麟とその周辺の「文学」概念―漢字圏の言文一致運動と清末という二つの文脈―」（林少陽）、「知識の旅―近代科学小説の中の宇宙旅行―（潘少瑜）」など論説8編を収録する。
目次：
「中国近現代の知識経験と文学」の特集にあたって
【座談】
中国近現代の知識経験と文学表現をめぐって
（鄭毓瑜×王徳威×林少陽×伊藤徳也×石井剛×橋本悟×津守陽×潘少瑜×張政傑
企画・司会 鄭毓瑜・黄英哲 整理 津守陽）
【論説】
章炳麟とその周辺の「文学」概念―漢字圏の言文一致運動と清末という二つの文脈―（林少陽）
知識の旅―近代科学小説の中の宇宙旅行―（潘少瑜）
公理と直覚―梁宗岱詩学理論分析―（鄭毓瑜）
遍在する良い頽廃―部分と全体の審美関係―（伊藤徳也）
「高貴なる野性」の発見―近代中国の「野蛮」言説から沈従文を見る―（津守陽）
赤道線上の風土―新馬華人の粤謳と竹枝詞について―（高嘉謙）
「作家批評」の復興と変容―当代中国における作家の大学駐在制度を視座として―（裴亮）
漂泊のアイデンティティ―周作人の立教大学訪問時における新史料から―（鳥谷まゆみ）
【書評】
櫻井義秀編著『現代中国の宗教変動とアジアのキリスト教』（松谷曄介）
高橋五郎編著『新次元の日中関係』（鈴木隆）
レオ・チン著／菅野敦志訳『ビカミング〈ジャパニーズ〉──植民地台湾におけるアイデンティティ形成のポリティクス』（菊池一隆）
李孝悌著 野村鮎子・和泉ひとみ・上原徳子・竹田治美・辜知愚・高尾有紀訳『恋恋紅塵──中国の都市、欲望と生活』（大平桂一）
韓石泉著 韓良俊編注 杉本公子・洪郁如編訳『韓石泉回想録──医師のみた台湾近現代史』（林果顕）
【書訊】
馬場公彦著『世界史のなかの文化大革命』（三好章）
加藤好郎・木島史雄・山本昭編『書物の文化史――メディアの変遷と知の枠組み』（三好章）
【電子書籍版】
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