劉備と諸葛亮 カネ勘定の『三国志』
/文春新書
柿沼陽平
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出版社:文藝春秋 |
出版年:2018年05月 |
コード: 264p ISBN/ISSN 9784166611713 |
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三国志の英雄は全員悪人!? 気鋭の歴史学者が歴史学の知見をふまえて、これまでの常識をくつがえす!
小説、映画、マンガ、ゲームを通じて幅広い世代に受け入れられている三国志。多くの場合、主人公は劉備で、きまって「つねに民を思いやる仁君」として描かれる。その脇には彼を支え続けた天才的軍師、諸葛孔明がひかえている。 ところが歴史学の手法を駆使すると、まったく違う姿が浮かびあがる。 本書で示される驚愕の事実とは…
・劉備は競馬好き、学歴詐称で、親不孝なボンボン。 ・劉備はヒゲがないことがコンプレックスだった。 ・諸葛亮は軍略をたてるのが苦手。 ・関羽・張飛は劉備にカネでスカウトされた。
物語では美化されてきた二人だが、彼らの家柄や「財布の中身」に着目すると、本当の姿が見えてくる。
また本書では他の群雄にもスポットをあてている。
・呂布の赤兎馬はポニーなみに小さかった ・三国志の英雄たちはいつも資金繰りに悩んでいた ・董卓は暴君だったのか? ・袁術、袁紹の「二袁児」は声望を集めながら、滅びたのはなぜか? ・曹操はどのようにして財源を確保したのか?
あなたの知らない「三国志」がここにある!
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