中国のフロンティア 揺れ動く境界から考える
/岩波新書
川島真
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出版社:岩波書店 |
出版年:2017年03月 |
コード: 240p ISBN/ISSN 9784004316527 |
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「大国」として急速に台頭し、活動をグローバルに拡大させている中国。その存在が浸透している最前線では何が起き、それがどのように語られているのか。膨らむ中国はどこへ向かおうとしているのか。アフリカや東南アジア、金門島など「中国のフロンティア」を訪ね歩いた気鋭の研究者が、それぞれの現場から「中国」を見つめなおす。
目次: 序章 フロンティアから中国を考える
〔第Ⅰ部 アフリカの中国人、中国のアフリカ人〕 第一章 アフリカの「保定村」物語――中国人農業移民 第二章 広州のアフリカ人街――中国に進出するアフリカ商人とその苦衷 第三章 雑誌『非洲』の世界――中国の〝公共外交〟
〔第Ⅱ部 マラウイはなぜ中国を選んだのか〕 第四章 マラウイと中国の国交正常化 第五章 マラウイと台湾の断交
〔第Ⅲ部 溢れ出す中国――周辺外交の舞台〕 第六章 中国・ASEAN南寧博覧会参観記 第七章 二一世紀の援蒋ルート――雲南・ミャンマー国境 第八章 東チモールから見る中国――マカオ・フォーラムと葡語スクール
〔第Ⅳ部 中華圏の内なるフロンティア――金門島から見る〕 第九章 金門島の経験した近代 第一〇章 金門アイデンティティを求めて
終章 運動体としての中国をとらまえること
注 あとがき
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