梁啓超文集
/岩波文庫
岡本隆司,石川禎浩,高嶋航 編訳
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出版社:岩波書店 |
出版年:2020年08月 |
コード: 560p ISBN/ISSN 9784003323410 |
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「わたしが最も慚愧に堪えないのは、わが国に国名がないことである」。清末・民国の激動期、日本を媒介として西洋文明を摂取し、中国人の精神の改造と社会の近代化を唱えた梁啓超(1873~1929)。政治から文化まで、多大な影響を残したその活動を伝える28篇を精選。時系列で思想の変遷をたどりつつ配し、すべてに解題を付した。
目次: 凡例
第一章 亡命まで ~一八九八年 1 変法通議 自序・女学について 2 報館が国事に有益であること 3 社会論序説 4 『史記』貨殖列伝の現代的意義 5 保国会での演説
第二章 日本にて ~一九〇一年 1 支那の宗教改革について 2 国民十大元気論 序論 3 日本文を学ぶ利益 4 少年中国説 5 中国史序論 6 『清議報』第百冊の祝辞、並びに報館の責任と本館の経歴
第三章 革命まで ~一九一一年 1 学問の力が世界を動かす 2 変革釈義 3 保教しても孔子を尊重することにならぬ 4 小説と群治の関係 5 三十自述 6 中国歴史上の革命の研究 7 暴動と外国の干渉 8 国民はすみやかに財政の常識を求めねばならぬ
第四章 民国にて 一九一二年~ 1 言論界に対するわたしの過去と将来 2 大総統に上(たてまつ)る書簡(国体問題) 3 『曾文正公嘉言抄』序 4 中国人の自覚 5 張東ソンへの返書にて社会主義運動を論ず 6 無産階級と無業階級 7 十年目の“五七” 8 わたしの病と協和病院 9 追悼
解説 索引
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