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中国文化大革命ポスターを読む
大里浩秋 編
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出版社:東京大学出版会 |
出版年:2024年08月 |
コード: 222p ISBN/ISSN 9784130210867 |
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プロレタリア文化大革命とはいったい何であったのか? 本書は貴重な文革時代に宣伝の手段として最も盛んに使われた貴重なポスター(約140点)を紹介し解説する。 このポスターから浮かび上がる中国の実像を専門家が読み解き、文革期の中国を新たな角度で分析する。
目次: はじめに(大里浩秋)
第1章 文革ポスターについて(成田紅音) 1 文革期の様々なプロパガンダと『毛主席語録』 2 「文革ポスター」の特徴と作者 3 人々は「文革ポスター」をどのように利用したか
第2章 ポスター紹介 新島氏収集のポスターについて(大里浩秋) 1 毛沢東の教えで思想統一を図る(孫 安石) 2 毛沢東の教えに従い文革に決起する(大里浩秋) 3 林彪が台頭、修正主義・劉少奇批判起こる(大里浩秋) 4 経済建設・祖国防衛を訴える(菊池敏夫) 5 毛沢東の肖像画、言葉、詩(詞)(成田紅音) 6 各国反帝闘争支持を表明する(大里浩秋)
第3章 論考・滞在記 1 文革ポスターのデザイン的源泉に関する一考察(田島奈都子) 2 文化大革命の宣伝に威力を発揮した記録映画(長井 暁) 3 1967年の北京――1年間の見聞滞在記(平井博二)
第4章 コラム 1 映画「活きる」にみる「文革ポスター」(成田紅音) 2 日本の高校教科書は文化大革命をどう解説しているか(菊池敏夫) 3 津久井弘光さん作成の新聞切り抜きを見て思うこと(大里浩秋) 4 『毛主席安源へ行く』と『人間の正道は是滄桑』――制作経緯と作者たちのその後(成田紅音)
第5章 シンポジウム報告 1 文革に対する当初の反応――中国研究所を例にして(大里浩秋) 2 半世紀を経て文化大革命とは何だったのか――その歴史を再考する(加々美光行) 3 新島氏から学んだ毛沢東思想(矢吹 晋) 4 世界革命としての文化大革命――要因・衝撃・悲劇の国際的連鎖(馬場公彦) コメント(菊池敏夫) *新島淳良・加々美光行対談
あとがき(孫 安石) 資料
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