ネット用語から読み解く中国 '12/01 (18) 「公共知識人」
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年末から今年の初めにかけて、中国のネット世論を騒がしている問題がある。売れっ子80後(1980年代生まれ)作家でレーシングドライバー、韓寒の革命や民主をめぐる3編の文章、いわゆる「韓三篇」とそれに対する網民(ネット市民)や網絡意見領袖(オピニオンリーダー)の反応だ。中国の自由、民主、そしてそれを実現する上での公共知識人のあり方について大きな議論を巻き起こした。
公共知識人(中国語は「公共知識分子」)とは何か。中国誌「南方人物週刊」は2005年より毎年50人の公共知識人を発表している。その基準とは「具体的な学術的バックグラウンドと専門の素養をもった知識人である」「社会に提言し、公共事務(社会問題)に参加する行動者である」「批判精神と道義を持ち合わせる理想主義者である」としている。
このような説明もある「公共知識人とは、政治や社会に対する批判を担う勇気を持ち、公共への強烈な関心を抱く人のこと。中国の公共知識人はさらに『以天下為己任』(天下を以て己の任と為す、国の盛衰や社会の治乱は自らの責任であると考えること)という伝統を持つ。中国政府はその最前列にいる公共知識人を弾圧し、或いは金銭で買収しようとするが、中国の問題に関心を持つ国内外の『公知』(公共知識人の略語)は不断に拡大している」(ラジオ自由アジアの報道から)。つまりは政治や社会問題に強い関心と責任感を持ち、勇気をもって発言、行動する知識人、ということになるだろう。
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