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日中戦争開戦後の文学場 報告/芸術/戦場 上製
松本和也
出版社:神奈川大学出版会/丸善出版発売
出版年:2018年03月
コード:   398p   ISBN/ISSN 9784906279135
 
価格 4,180円
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日中戦争開戦後、文学者・文学作品・トピック・その他関連する文学活動にどのような変化が生じたのか。複数の切り口から検証し、当時の新聞・雑誌上の文学者の言動や作品・評価軸の変動について論じる。

目次:
はじめに 昭和一〇年代を見通しながら日中戦争開戦後の文学場を考える

第Ⅰ部 報告――従軍する文学者/現地報告の眼
 第1章 「異彩」の特派員・吉川英治――事変報道と新聞連載小説「迷彩列車」を視座として
 第2章 特異な現地報告――岸田國士『北支物情』・『従軍五十日』の読まれ方
 第3章 従軍ペン部隊言説と尾崎士郎「ある従軍部隊」――文学(者)の役割

第Ⅱ部 芸術――戦時下の芸術/時局へのリアクション
 第4章 川端康成「高原」連作需要の変遷――日中戦争の長期化/文学場の変容
 第5章 岡本かの子の軌跡――現役小説家時代の評価から没後追悼言説まで
 第6章 井伏鱒二を支える“わかる読者”の登場――「多甚古村」同時代受容分析

第Ⅲ部 戦場――描かれた戦場/銃後の受容
 第7章 火野葦平「土と兵隊」の同時代的意義――文学(者)の位置
 第8章 戦場における“人間(性)”――火野葦平「花と兵隊」序論
 第9章 戦争(文学)の“実感”――日比野士朗「呉淞クリーク」試論

補論 研究対象-方法論再考のために――自己点検としての書評分析

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