律令国家の軍事構造
/同成社古代史選書20
上製
吉永匡史
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出版社:同成社 |
出版年:2016年07月 |
コード: 274p ISBN/ISSN 9784886217301 |
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古代の律令軍事体制はどのような過程を経て成立し、法によって管理・運用されたのか。主に地方軍事力に着目しつつ、唐制との比較史的視点・手法にもとづき考察をくわえ、日本の律令法における軍事力の特色を浮かび上がらせる。
目次: 序章 本書の視角と構成
〔第I部 律令軍事体制の構造〕 第1章 律令軍団制の成立と構造 第2章 射田と軍団 第3章 日唐征討軍の内部秩序と専決権 第4章 日唐軍防令と北宋天聖令
〔第II部 地方支配における軍事力〕 第5章 律令関制度の構造と特質 第6章 律令制下における関剗の機能 第7章 大宝律令撰定期における軍事構想―日唐捕亡令の比較検討を通じて 第8章 律令国家と追捕制度
終章 律令国家と軍事
主要史料典拠刊本一覧 初出一覧 あとがき
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