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唐宋詩文論叢 天葩 奇芬を吐く 上製
齋藤茂
出版社:研文出版
出版年:2018年05月
コード:   322p   ISBN/ISSN 9784876364367
 
価格 6,600円
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本書は中唐から南宋初期にかけての詩文の新しい動きに関して、韓愈を起点に王十朋まで、数名の文学者に即して論じたものである。個人的な関心に基づいて取り上げた文学者たちではあるが、いずれもすばらしい香りを放つ天井の花に比えられる存在と考え、韓愈の詩句「天葩 奇芬を吐く」を副題に使わせてもらった。堅い論集にはふさわしくないだろうし、もとより本書の内容にはまったくそぐわないが、取り上げた文学者たちに免じてお許しをいただきたい。また附論として、関連する小稿を二篇加えた。(本書「あとがき」より)

目次:
韓愈の新しさ―序に代えて
李觀論―もう一人の夭折の才子
白居易「中和節の頌」について
劉禹錫論
李商隠詩論―「牡丹」詩をめぐって
蘇舜欽と宋風の確立
蘇軾「和陶詩」をめぐってー古人への唱和
王十朋と韓愈―「和韓詩」を中心に

〔附論〕
 唐詩における芍薬の形象
 楊万里の詩文集『楊文節公集』について

あとがき
索引(人名・作品名)
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