中国民衆にとっての日中戦争 飢え、社会改革、ナショナリズム
/研文選書120
上製
石島紀之
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出版社:研文出版 |
出版年:2014年07月 |
コード: 272p ISBN/ISSN 9784876363803 |
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日中戦争においては、終始、日本は加害の立場にあり、中国は被害の立場にあったのである。日中戦争のこの基本的性格について、読者のみなさんが本書によって理解を深めてくださることを願っている。……しかし中国は広大で、そこに住む人びとは多様であり、本書は日中戦争期の中国の民衆の一部分について書いたにすぎない。今後、研究が進展して、当該時期の中国の民衆の実相と心性についての全体像が描かれること、さらに中国近現代の基層社会についての研究が進展することを期待している。(本書「あとがき」より)
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