詩集 独り大海原に向かって
劉暁波/劉燕子,田島安江 訳・編
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出版社:書肆侃侃房 |
出版年:2018年03月 |
コード: 274p ISBN/ISSN 9784863852969 |
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これは劉暁波の遺書である。
詩集『牢屋の鼠』に次ぐ詩人劉暁波の第二詩集で最後の詩集。 2017年7月13日、劉暁波に死が訪れるまで彼を呪縛し続けた「天安門事件犠牲者への鎮魂歌(レクイエム)」、『牢屋の鼠』以降の劉霞への愛の詩「獄中から霞へ」、自身を広い世界へと解放した「独り大海原に向かって」を収載。
目次: 天安門事件犠牲者への鎮魂歌(レクイエム) 死の体験―「六・四」一周年追悼― 十七歳へ―二周年追悼― 窒息した広場―三周年追悼― 一本の煙草が孤独に燃える―四周年追悼― 岩石の粉砕から始める―五周年追悼― 記憶―六周年追悼― ぼくはぼくの魂を解き放つ―七周年追悼― あの日―八周年追悼― またもや肉薄、襲撃だ―九周年追悼― 時間の呪詛の中に立ちつくす―十周年追悼― 蘇氷嫻女史に捧げる―十一周年追悼― 一枚の板の記憶―十二周年追悼― ぼくのからだのなかの「六・四」―十二周年追悼― 「六・四」一つの墳墓―十三周年追悼― 「六・四」夜明けの暗黒―十五周年追悼― 亡霊を記憶に刻む―十六周年追悼― 暗夜の百合の花―十七周年追悼― あの春の霊魂―十八周年追悼― 子ども・母・春―「天安門の母たち」HP設立のために―十九周年追悼―
獄中から霞へ 独り大海原に向かって
詩人としての劉暁波(劉燕子) 劉暁波の遺書(田島安江)
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