21世紀資本主義世界のフロンティア 経済・環境・文化・言語による重層的分析
五味久壽,元木靖,苑志佳,北原克宣 編
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出版社:批評社 |
出版年:2017年04月 |
コード: 274p ISBN/ISSN 9784826506601 |
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混迷する21世紀の世界をどうみるべきか。「21世紀」「資本主義」「中国」「新興国」「環境」「言語・文化」などのキーワードを横糸として、専門分野の垣根を越えて学際的視点から、「転換期の世界」を多角的に分析する。
目次: はしがき (苑志佳) 総論──現代世界の基本問題 アジア・中国の世紀における中国巨大資本主義 (五味久壽) 環境と経済の間――21世紀の文明史的課題 (元木靖) 現代資本主義の転換と経済学の課題 第1章 資本主義論の諸問題 (中村宗之) 第2章 情報技術革命の現局面と人類史的意味――情報データ分析による自動化・ロボット化の進行過程 (田中裕之) 第3章 マルクス経済学の現代的課題 (北原克宣) 新興国経済の台頭──中国とブラジル 第4章 中国資本主義に関する論考─―「複合型資本主義」の様相 (苑志佳) 第5章 人民元の為替相場制度の変遷 (潘福平・林康史) 第6章 経済グローバル化時代における発展途上国の産業発展と政府の役割――ブラジル自動車産業の事例を基に (芹田浩司) 現代社会の変容──環境倫理・メディア言語・漢字文化 第7章 儒教における環境倫理思想――人間と動植物の同質性および仁の限界をめぐって (田中有紀) 第8章 新聞メディアの社会言語学的アプローチ――批判的ディスコース分析(CDA)の一考察 (ホーマン由佳) 第9章 情報処理をめぐる漢字の現状と未来 (森山秀二) あとがき (北原克宣)
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