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蜀の美術 鏡と石造遺物にみる後漢期の四川文化 /早稲田大学エウプラクシス叢書004 上製
楢山満照
出版社:早稲田大学出版部
出版年:2017年03月
コード:   274p   ISBN/ISSN 9784657178022
 
価格 3,960円
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後漢時代の蜀、すなわち現在の四川地域でつくられた鏡、および画像石や石闕などの石造遺物には、独特の図像表現がみられる。「官営工房の動向」と「儒教の礼教主義」という2つのトピックから、この時代の四川地域で作られた造形美術にみられる独特の表現形式の経緯を探る。掲載写真多数。

目次:
まえがき

緒論 四川の造形美術と地域文化

〔第一部 銅鏡の生産体制と官営工房の動向〕
序章 後漢鏡研究における四川という極
第一章 広漢郡製作の紀年鏡の資料的意義
第二章 広漢郡製作の元興元年銘鏡の製作事情―紀年の偏在に関する考察その一―
第三章 桓帝・霊帝代の作例の製作事情―紀年の偏在に関する考察その二―
終章 広漢郡製作鏡の意義と官営工房の動向

〔第ニ部 漢代画像と儒教の礼教主義〕
序章 儒教による支配と図像表現にみる地域色
第一章 四川における「聖人」の一表現―三段式神仙鏡の図像解釈をめぐって―
第二章 漢代画像にみる聖帝像の機能
第三章 仏教受容前夜の四川―その死生観に関する図像学的考察―
第四章 漢代画像石にみる荊軻刺秦王図―義士の英雄化と神仙化の契機をめぐって―
終章 画像資料からみた儒教的徳目実践の目的
 
結論 後漢の美術における四川の位置付け

あとがき
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英文要旨
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