21世紀の東アジアと歴史問題 思索と対話のための政治史論
田中仁 編
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出版社:法律文化社 |
出版年:2017年04月 |
コード: 232p ISBN/ISSN 9784589038401 |
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グローバル大国化した中国の出現による21世紀東アジアの構造変動を基調に、その内実を通時的・共時的に再構成し、日本と中国・台湾・韓国との関係性を照射。東アジアに通用する「歴史の語り」を構想するための素材を提供する。
目次: まえがき
〔総論〕 21世紀の東アジアと歴史問題(田中仁)
〔第Ⅰ篇 20世紀中国政治の軌跡〕 中華民国史と「歴史の語り」(金子肇) 中華民国における「民主」をめぐる「歴史の語り」(水羽信男) 人民共和国の成立と「歴史の語り」(丸山鋼二) 中国外交における「平和共存」と「歴史の語り」(吉田豊子)
〔第Ⅱ篇 アジアを「想像」する〕 戦後日本のアジア主義論(瀧口剛) 第一次世界大戦後の大連日本人社会における中国認識(松重充浩) 「越境アジア」と地域ガバナンス(劉宏) 原爆投下と日米の歴史認識(高橋慶吉)
〔第Ⅲ篇 韓国・台湾・中国の歴史認識〕 自国史の帝国性を問う(柳鏞泰) 東アジア共同研究と台湾の歴史認識(許育銘) 東アジア共同研究と中国の歴史認識(江沛)
あとがき 年表 索引(事項・人名)
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