台湾生まれ 日本語育ち
上製
温又柔
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出版社:白水社 |
出版年:2016年01月 |
コード: 254p ISBN/ISSN 9784560084793 |
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本書は、台湾人の著者が、台湾語・中国語・日本語の3つの言語のはざまで、揺れ、惑いながら、ときには国境を越えて自身のルーツを探った4年の歩みである。両親が話す中国語は鞭をもって覚えさせられたものであり、祖父母が話す日本語も同様に覚えさせられたものだと知った著者が辿りついた境地とは。 白水社WEBサイトの連載『失われた“母国語”を求めて』を加筆修正。ただし、第3章のみ『早稲田文学7』に掲載された「33歳と5カ月10日目に私は」を改題収録。
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■編著者紹介
温 又柔(オン ユウジュウ) 1980年台湾・台北市生まれ。1983年より東京在住。2006年法政大学大学院・国際文化専攻修士課程修了。2009年「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作受賞。2011年『来福の家』(集英社、品切)を刊行。同年9月から白水社のHPで『失われた“母国語”を求めて』の連載をスタート(2015年5月まで)。
Twitterアカウント @wenyuju
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