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フェイク タイワン 偽りの台湾から偽りのグローバリゼーションへ /台湾学術文化研究叢書 上製
張小虹/橋本恭子 訳
出版社:東方書店
出版年:2017年05月
コード:00829   304p   ISBN/ISSN 9784497217080
 
価格 3,300円
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グローバルな環境で製作され、グローバルにヒットした映画『グリーン・デスティニー』は「偽中国語映画」か? 真正品と奇妙な共依存関係にある偽ブランド品は悪なのか? 「国民服」があらわにする植民地の記憶と偽りの伝統とは? 「真の台湾人」は存在するのか? 絶対的な「真」と、非難・排除すべき「偽」という二項対立の外にある「偽」の可能性を様々なレトリックを駆使して考察。凝り固まった常識を揺るがす思考のダンスには複雑な「今」を読み解くヒントが詰まっている。沼崎一郎氏による解説も必読である。


【原書】
  386918 假全球化/聯合文叢  張小虹 著 聯合文學出版社 2007年11月


構成
日本語版序 「偽」の不確定性
自序 もしも私が踊れないなら
第一章 緒論 偽りのグローバリゼーションという名
 一、真/偽の外にある「偽りのグローバリゼーション」
 二、偽映画・偽ブランド・偽台湾シャツ・偽台湾人
 三、ポストモダンの「似不像」とポストコロニアルの「四不像」
第二章 ハプティック・グローバリゼーション
 一、トランポリンとワイヤー:空中軽功の連続性と非連続性
 二、筋肉と内気、剛健と柔軟
 三、「ハプティックスペース」と「サイバースペース」の「似不像」
 四、グローバル化の耐えられない軽さ
第三章 偽ブランド・偽理論・偽グローバリゼーション
 一、日本におけるLVと「東アジア有名ブランドブーム」
 二、台湾の史的偽物論
 三、相生相剋の偽理論と偽グローバリゼーション
第四章 帝国の新衣装
 一、植民地解放運動における服装の焦慮
 二、グローバル化した国家元首ファッションショー
 三、誰がポスト国家を恐れるのか? 誰が台湾シャツを恐れるのか?
第五章 私たちはみんな台湾人みたい
 一、「台客」と「ヒップホッパー」の「似不像」
 二、「偽のヒップホッパー・真の台客」というABC文化経路学
 三、「台妹」と「辣妹」の「似不像」
 四、ポストコロニアル政治と「四不像」のフラッシュバック
後記 もしも私が本物だったら
偽りの解説(沼崎一郎)
訳者あとがき(橋本恭子)
索引

■編著者紹介
張小虹(ちょう しょうこう) 台湾大学外文系特聘教授(ディスティングイッシュトプロフェッサー)。比較文学会理事長、女性学会理事長を歴任。カリフォルニア大学バークレイ校客員教授。主要著書に『時尚現代性』(2016)、『假全球化』(2007)、『在百貨公司遇見狼』(2002)、『怪胎家庭羅曼史』(2000)、『性帝國主義』(1998)、『慾望新地圖:性別同志學』(1996)、『性別越界:女性主義文學理論與批評』(1995)などがあり、文化評論書『資本主義有怪獸』(2010)、『情慾微物論』(1999)、『後現代女人:權力、慾望與性別表演』(1993)および、散文創作『身體褶學』(2009)、『感覺結構』(2005)、『膚淺』(2005)、『絕對衣性戀』(2001)、『自戀女人』(1996)なども著している。著書は英語、日本語、韓国語に翻訳出版されている。
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