中国新医療衛生体制の形成 移行期の市場と社会
上製
吉田治郎兵衛
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| 出版社：東方書店 |
| 出版年：2010年09月 |
| コード：00690 488p ISBN/ISSN 9784497210043 |
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「赤脚医生（はだしの医者）」に代表される中華人民共和国建国以降の医療衛生システムは、1980年代の改革開放以降の請負型市場化の推進により、大きな変化を強いられた。その多くは、「医療費の高騰」「低品質の医薬品の氾濫」「医療保険制度の破綻」「医療衛生行政の混乱」など大きな社会問題となって現れた。本書は、1980年代から21世紀初頭までの中国の医療衛生システムの変化を「医療衛生行政」「薬事行政」「制約産業政策」「公的医療保険制度」などの側面から、全面的に論述する。このように中国の医療衛生制度を総合的に論じたのは、日本では本書がはじめてである。
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■編著者紹介
岐阜県生まれ。1993年（平成5）早稲田大学第1文学部卒業。1989年（平成元）から97 年（平成9）の間、文部省―国家教育委員会国費交換留学生として北京大学、北京師範大学大学院に留学、留学中に修士号を授与される。2007年（平成19）東京大学より博士（学術）を授与される。国際協力事業団（JICA）北京事務所現地スタッフ、ユネスコ北京事務所現地ボランティア、特殊法人日本労働研究機構海及び独立行政法人労働政策研究・研修機構海外情報研究員、国際労働財団嘱託、社団法人日本中国友好協会・JICA 中国青年招聘事業
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