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環渤海交易圏の形成と変容 清末民国期華北・東北の市場構造 上製
山本進
出版社:東方書店
出版年:2009年05月
コード:00679   296p   ISBN/ISSN 9784497209078
 
価格 5,170円
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19世紀中葉まで中国経済の辺境に過ぎなかった華北東部や東三省は、20世紀初頭より綿花や大豆など特用農産物を積極的に輸出することで、畸形的な「半植民地」経済を形成した。世界市場への従属的再編により、中国経済は伝統的な南高北低=華中南優位型から近現代の東高西低=沿海部優位型へと移行した。こうして華北東部や東三省は輸出港天津・大連を中心として急成長を遂げるが、地域内の社会的分業が脆弱で輸出依存度が高かったため、日本帝国主義の侵略を招きやすかった。本書はこの地域を環渤海交易圏と名づけ、伝統的地域経済圏としての成立期から世界市場への再編期、更には「満洲」「北支」として占領される直前期までの市場構造の変化を、物流・金融の両面から検証する。
■編著者紹介
山本 進(やまもと すすむ):1959年 滋賀県生まれ、1989年 名古屋大学大学院文学研究科修了、現在 北九州市立大学外国語学部教授 博士(歴史学)。主要著書:『明清時代の商人と国家』研文出版 2002年、『清代財政史研究』汲古書院 2002年、『清代の市場構造と経済政策』名古屋大学出版会 2002年、『清代社会経済史』創成社 2002年。
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