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字母會 F 虛構
楊凱麟 駱以軍 黃崇凱 等
出版社:衛城出版
出版年:2017年09月
コード:433697   157p  20cm ISBN/ISSN 9789869480284
 
価格 3,080円
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字母會とは台湾の独立系出版社・衛城出版が2017年9月にスタートさせた小説創作プロジェクトのこと。台湾の実力派作家たちが『未来』、『虚構』、『単一性』、『精神分裂』、『零度』といった単語をキーワードに短編小説を紡いでいき、約一年かけて26冊の短編小説集を刊行する。華語文学の新たな可能性を探る試み。執筆陣は駱以軍、陳雪、顏忠賢、黃崇凱、胡淑雯、童偉格の全6名。

虚構とは言語によって創造される全く新しい時空のことである。これこそが文学による換骨奪胎であり、死を断ち切り、生を持続させる光の幻術である。虚構は見えないものを創造するのではなく、見えるものと見えないものとの闘いの中で、見えるのもの不可視性を認識させることであり、そこにこそ書くという行為の急進性がある。駱以軍は、フェイスブック上に存在する病的な言動を以て記憶の信頼性に挑戦を挑み、信じがたい物語に含まれる真実性を弁証する。黃崇凱は、台湾とツバルの合併、その状況下での婚姻という架空の設定を元に、非常に写実的な手法である新移民の物語を描く。陳雪は、鬱病患者に小説を書かせ、彼女は自らの生い立ちを文字で組み立てなおす過程を通じて、これまでの人生はありえたはずの無数の人生のうちの一つでしかないことに気づく。胡淑雯は、幼年期の跳躍を描く。それは自らが生み出した虚構の動乱によって引き起こされたものかもしれない。顏忠賢は、バリ島の魚神がもたらす祈りと恐れ描き、それが人類の脳に放つ暗示と信仰には、自ら虚構を生み出す力があること論述する。黃錦樹は、連環する夢を土台に新しい時空を作り上げる。夢の虚構性も、その源は人類の経験にある。童偉格は、老人の眼差しで幸運な生き残りとしての自らの人生を語り、経験した全てを真実として留める。


【関連シリーズ】
 字母會 A~  楊凱麟 等 衛城出版 2017年09月~(全26巻予定)
 字母LETTER 1~  衛城出版編輯部 衛城出版 2017年09月~(全6巻予定)


Fiction
字母會以A to Z的詞典形式開展小說創作,企圖將當代華文創作放回世界思潮的對話當中,透過未來、虛構、單義性、精神分裂、賭局、零度……這些字詞的路標,指向華文創作有多少主題、技藝與可能性。二十六回合的創作像是一場漫長的文學實境秀,小說家輪番上陣,賦予每一個詞語多面體的意義,這些作品已成臺灣當代的文學剖面。
字母Fiction虛構
虛構首先來自語言全新創造的時空,這是文學抽筋換骨、斷死續生的光之幻術。
虛構不是創造不可見之物,而是可見與不可見之間的戰役,使可見的不可見性被認識,這就是書寫最激進之處。駱以軍以臉書上的「神經病」挑戰記憶的可信度,與讀者共同辯證不可置信故事的真實性;黃崇凱虛構臺灣與吐瓦魯合併下的婚姻,為非常寫實的新移民故事;陳雪讓抑鬱症患者以寫小說拼湊身世,從而看見活過的人生不過是其中一種版本;胡淑雯描述年幼期的跳躍,可能來自一次偶然幾近自我虛構的擾動;顏忠賢講述峇里島魚神帶來的祈求與恐懼,來自於祂在人類腦中放入的一種暗示,信仰有自行啟動虛構的能力;黃錦樹以連環夢境重新編輯時空,夢的虛構也是人類經驗的來源;童偉格以老者的眼光,表白人生如倖存者般,要使曾經歷的一切留存為真。
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