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詳細情報
吃瓜时代的儿女们 精装
刘震云
出版社:长江文艺出版社
出版年:2017年11月
コード:431403   297p  22cm ISBN/ISSN 9787535499639
 
価格 3,696円
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劉震雲による、『我不是潘金蓮』以来5年ぶりの新作。
劉震雲は「知識人といわれる人々は、民族の未来をサーチライトの如く明るく照らさなければならない」という。本作は、作者がまさに自国の民族を省み、その思いを形にした作品である。
農村の娘・牛小麗、省長・李安邦、県公路局長・楊開拓、市環保局副局長・馬忠誠という互いに面識のない四人の登場人物。住んでいる場所も、さらには階層も違う四人だが、彼らの間には可笑しくも、しかし生死にかかわるほどの結びつきが生まれる……。ネット上で様々な情報が共有される時代、縁もゆかりもない事柄が、全く無関係の多くの人々にさらされ、苦境に陥った人が必死になる様を覗き見る「吃瓜(ネット上で野次馬を決め込む様子をあらわす)」人が、これ以上はないほどの喜びを感じる。
作者は老獪な筆さばきで「吃瓜」の本質を解析して見せ、慈悲の心で荒れすさんだその最底辺を探索する。
人民が「吃瓜」となった今の時代、人々は互いに “よく知る”「見知らぬ他人」であり、「当事者」であると同時に「傍観者」でもある。劉震雲は非常に巧みなストーリー構成とテンションのある文章で「吃瓜時代」の群像を描き出している。
『一句頂一万句』において楊百順から呉摩西へと探し続けた「ひと言」、『我不是潘金蓮(私は潘金蓮じゃない)』で李雪蓮が訴えたかった真実。読者は本作品において、前2作品に対する作者からの答えを見出すことが出来るだろう。

目録
第一部 分 前言:幾個素不相識的人
第一章 牛小麗
第二章 李安邦
第三章 你認識所有人
第四章 楊開拓
第五章 牛小麗
付録一
付録二

第二部分 前言:你認識所有人

第三部分 正文:洗脚屋
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