辺境の思想 日本と香港から考える
福嶋亮大,張彧暋
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出版社:文藝春秋 |
出版年:2018年05月 |
コード: 338p ISBN/ISSN 9784163908304 |
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頼れる確かなものが失われた中心なき世界。 自由と民主が揺らぐカオスな時代。 未来への道は辺境にある――。
2011年3月の東日本大震災、2014年9月の雨傘運動。 日本と香港。 大きな転機を迎えた2つの「辺境」から未来へのヒントを探る、往復書簡の記録。
目次: はじめに―読者に向けて(福嶋亮大) 第1回 辺境(ホンコン)から辺境(ニホン)へ(張彧暋) 第2回 言葉と民主主義(福嶋亮大) 第3回 念じれば響く――都会のある祭りの灯(張彧暋) 第4回 辺境の2つの顔(福嶋亮大) 第5回 過去の辺境、未来の中心(張彧暋) 第6回 香港――渦巻状の交通路(福嶋亮大) 第7回 刻々と変化する文化速度(張彧暋) 第8回 日本にとってサブカルチャーとは何か(福嶋亮大) 第9回 話したいことが無数にあるようだけれど、残念ながら私には分からない(張彧暋) 第10回 「きれい」は「きたない」――列島の周縁から(福嶋亮大) 第11回 光と影の辺境文化――都会・映画・中国ナショナリズム(張彧暋) 第12回 ナショナリズムから都市的アジア主義へ(福嶋亮大) 第13回 真・自由の彼方へ(張彧暋) 第14回 近代を広げ、豆を育てる(福嶋亮大) あとがき(張彧暋)
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