折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー
ケン・リュウ 編/中原尚哉・他 訳
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出版社:早川書房 |
出版年:2018年02月 |
コード: 414p ISBN/ISSN 9784153350366 |
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『紙の動物園』のケン・リュウが集めた中国SFの粋
北京、異形の都市。この街は貧富の差により三層のスペースに分割され、24時間ごとに世界が回転・交替し、建物は空間に折りたたまれていく。緻密にして巨大なルービックキューブ型都市の社会と文化に翻弄される男の冒険を描いた郝景芳(ハオ・ジンファン)による表題作、秦の始皇帝指揮下3百万の軍隊を用いた脅威の人間計算機の顛末が語られる劉慈欣(リウ・ツーシン)「円」(ヒューゴー賞受賞作『三体』抜粋)、遺伝子改造鼠を倒すべく歩を進める隊列の闇を描いた陳楸帆(チェン・チウファン)「鼠年」など、7人の作家の13作品を、短篇の名手ケン・リュウが精選し英訳。いま最注目の中国SF、その最前線を奔る作家たちが満を持して放つアンソロジー。
目次: 序文 中国の夢(ケン・リュウ)
陳楸帆 鼠年 麗江の魚 沙嘴の花
夏笳 百鬼夜行街 童童の夏 龍馬夜行
馬伯庸 沈黙都市
郝景芳 見えない惑星 折りたたみ北京
糖匪 コールガール
程婧波 蛍火の墓
劉慈欣 円 神様の介護係
エッセイ(劉慈欣、陳楸帆、夏笳)
解説(立原透耶)
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