植民地期台湾の映画 発見されたプロパガンダ・フィルムの研究(DVD2枚付)
三澤真美恵 編/国立台湾歴史博物館 出版協力
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出版社:東京大学出版会 |
出版年:2017年08月 |
コード: 312p ISBN/ISSN 9784130800952 |
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植民地期台湾で上映・撮影された映画が2003年に発見された。その数は映画フィルム168本および検閲済映画脚本135冊に上る。本書は、その膨大な資料を分析し、最新の研究成果を踏まえ植民地期の台湾研究に新たな光をあてる。DVD2枚付。
目次: 序章 発見された植民地期台湾映画フィルム(三澤真美恵) 第Ⅰ部 日本から移入された映画 第1章 植民地期台湾で巡回上映された娯楽映画の特徴(古川隆久) 第2章 台湾で見つかった戦前日本アニメーション映画――フィルム・アーキビストはどう見たか(とちぎあきら) 第3章 「銃後」の“あるべき国民”と植民地台湾の映画利用――国民精神総動員運動との関係から(町田祐一) 第Ⅱ部 台湾で製作された映画 第4章 植民地台湾の戦時動員と映画――『台南州 国民道場』を中心に(三澤真美恵) 第5章 『南進台湾』が展示する「統治者の視点」(陳怡宏 著/片倉健博 訳) 第6章 植民地期台湾の文化映画における聴覚的要素の検討(葛西周) 第7章 「台湾らしさ」を排除した『南進台湾』の背景音楽――皇民化運動表現との関連性(劉麟玉) 終章(三澤真美恵) あとがき 巻末付表 付表1:「脚本」基礎調査表(計136件) 付表2:「映画」基礎調査表(計175巻) 作品名索引 人名索引
【付属DVD収録作品】 Vol.1 『乙女橋』 『漫画 砂煙り高田のグラウンド』 『森のお医者と白衣の勇士』 『幸福の母』 『お猿の三吉突撃隊』 『マー坊の木下藤吉郎』 『森の野球團』 『動物となり組』 『試練の嵐』 Vol.2 『若き日本』 『踊る健康美 くろがねの力』 『戦時下の体力問題 鋼鉄の力』 『台南州 国民道場』 『台湾勤行報国青年隊』 『幸福の農民』 『全台湾』(第1巻)
※付属DVDのご利用は個人視聴に限ります。個人間の貸出および施設内外の上映は許可されておりません。
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