チャイナ・インパクト 近隣から見た「台頭」と「脅威」
上製
園田茂人,デヴィッド・S・G・グッドマン 編
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出版社:東京大学出版会 |
出版年:2018年02月 |
コード: 272p ISBN/ISSN 9784130302111 |
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経済大国・中国は、超大国を目指し、「一帯一路」構想、アジアインフラ投資銀行(AIIB)などをはじめ、さまざまな戦略で近隣諸国を巻き込んでいる。領土問題や華僑を抱えるそれらの国々は中国をどのように見ているのか。各国の中国・地域研究者が中国からの影響について最新の知見をもとに分析する。
目次: 序章 「チャイナ・インパクト」という研究課題(園田茂人/デヴィッド・S・G・グッドマン) 第I部 主権・領土問題を抱えて 第1章 台湾――反中運動発生の力学(王 振寰) 第2章 ヴェトナム――揺れ動く対中認識(ドー・タン・ハイ) 第3章 フィリピン――分裂する国内の利益と中国評価(アイリーン・S・P・バヴィエラ) 第II部 華人世界の中の多様性 第4章 タイ――不安定な国内政治が生み出した対中関係(ケヴィン・ヒューイソン) 第5章 マレーシア――親中心理を支える構造(楊 國慶) 第6章 インドネシア――多様性が生み出す対中政策(エヴィ・フィトリアニ) 第7章 オーストラリア――中国脅威論の歴史と現在(デヴィッド・S・G・グッドマン) 終章 チャイナ・インパクトの作動メカニズム(園田茂人)
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