黃帝九鼎神丹經訣校釋
/道教典籍選刊
韓吉紹 校釋
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出版社:中华书局 |
出版年:2015年08月 |
コード:402902 361p 21cm ISBN/ISSN 9787101108934 |
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『黄帝九鼎神丹経訣』は全20巻、第1巻が孤剛子撰「九鼎神丹経」で、漢代末期頃に書かれた。他19巻は「九鼎神丹経」に関する注訣で、魏晋期から隋唐期に成立した。旧来の呼吸導引、吐故納新、服草木薬では、延命は出来るが死を免れることは出来ず、神丹(霊薬)を服用することで長命不死となるとし、外丹の煉制方法や服用方法を詳しく述べる。戦国時代以降主流であった草木を仙薬として「服食」し、天然鉱物を補助食とするという考えを捨て、人の手によって精錬された神丹を尊ぶという、道教丹鼎派の煉丹術思想の核心理念を打ち立て、以降の道教外丹経に大きな影響をもたらした。とりわけ葛洪の金丹理論形成に重要な役割を果たしたとされる。本書は引用部分が多く、古代中国の科学技術や漢唐時期の道教煉丹術に関する研究にとって重要な参考書である。中華書局刊「道教典籍選刊」シリーズの一点。
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