首相秘書官が語る中曽根外交の舞台裏 米・中・韓との相互信頼はいかに構築されたか
上製
長谷川和年/瀬川高央,服部龍二,若月秀和,加藤博章 編
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出版社:朝日新聞出版 |
出版年:2014年02月 |
コード: 416p ISBN/ISSN 9784022511492 |
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中曽根総理時代の官邸主導外交を事務方として担当した秘書官による回想録。総理秘書官時代のみならず、在地朝鮮人帰還事業、空の李承晩ラインをめぐる韓国側との折衝、東南アジア賠償と日本企業の進出、ベトナム戦争終結とアジア諸国首脳の動向、イラン・イスラム革命の内実、米・ソの諜報活動の詳細、天安門事件と中国政権内部の権力闘争、プラザ合意と為替安定、ベルリンの壁崩壊など、安全保障、インテリジェンス、対外経済協力などに活躍した第一線の外交官による詳細な証言。現代史の重要な局面の舞台裏がよみがえる。
【目次】 第1章 外交の世界へ(1956-68年) 第2章 戦後外交の最前線で(1965-82年) 第3章 デタント後の秩序を求めて(1977-82年) 第4章 官邸主導外交の始動(1982-83年) 第5章 「相互信頼」を築いた中曽根外交(1983-85年) 第6章 「国際国家」日本の試練(1985-86年) 第7章 複雑化する国際問題への対応(1986-87年) 第8章 平和外交の挑戦(1987-89年) 終 章 冷戦の終結(1989-91年)
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