和刻本四部叢刊（全１００冊）
／域外漢籍珍本文庫
精装
《域外漢籍珍本文庫》編纂出版委員會 編
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| 出版社：西南师范大学出版社 |
| 出版年：2014年11月 |
| コード：396770 ISBN/ISSN 9787562170990 |
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本書は、《域外漢籍珍本文庫》の一つ。経、史、子、集の四部分類法に則って、歴代の和刻本漢籍を整理、収集した大型叢書。経部の14冊は、日本の貞和、天文、大正間の和刻本経書を収録し、白文本、注疏本、訓点本、復刻本など、多種多様な形式が含まれている。中の五山版《春秋経伝集解》は宋興国軍学刊本の復刻完本で、中国国内にある宋本《左伝》の版本と比べて「無有善於此者」（楊守敬評）と評価が高い。今回は国内外での初影印。また、唐鈔本に由来する足利本《七経》は現存の宋本との相違点が多いので貴重である。史部の42冊は、正史、編年、紀事本末、別史、雑史、詔令奏議、伝記、史鈔、載記、時令、地理、官職、政書、目録、史評の体例順序を踏襲し、和刻本史書を収録。《史記》、《前後漢書》、《三国志》、《南北史》、《隋書》、《唐書》、《明史》など、主に十七世紀以降に日本で刊刻或いは復刻された史部文献約100種が含まれている。その中の《廬山記》は中国国内で禁毀とされたが、和刻本の存在で伝わることができた。また、慶長活字本《貞観政要》は伏見版に属しており、これも中国国内に現存しない早期版本である。子部の22冊は、諸子、仏道、医書、芸術などの和刻本子部文献を収録。特に諸子関係のものが多く、《諸子集成》に収録されている殆どの典籍に相応な和刻本が存在する。官刻漢籍の天明七年（1787）尾張国刊行本《群書治要》は中国国内ですでに逸失したので貴重である。集部の22冊は、《楚辞》及び《諸葛亮集》以来歴代の重要な別集を収録。特に《全室外集》、《淮海外集》などの僧人文集は稀に見る珍品である。
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