美國哈佛大學圖書館藏未刊中國舊海關史料（１８６０－１９４９） １－２０
精装
吳松弟 整理
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| 出版社：广西师范大学出版社 |
| 出版年：2014年04月 |
| コード：386169 1140p ISBN/ISSN 9787549550258 |
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1859年から1948年まで存在した中国の旧海関は、税金徴収のほか、外国との貿易の統計、税関所在地の経済・社会・政治の調査など関連業務も多角的に行い、膨大な資料を残した。これらの資料は、近代中国の対外貿易、経済発展、社会変化の研究に役立つ重要な文献である。統計の面においての資料では、主に“貿易関冊”の形で、清政府から北洋政府、国民政府、汪精衛政府、満州国政府にかけて、年代、税関、相手国、貨物種類によって、鴉片と武器を含めるすべての輸出入商品の数量・金額・税金額・税金減免額、各時期の関税協定の実行状況、各国の貨物船の数量と積載量、幣価の変化、地方通行税の徴収状況などが詳細に記録されている。付録として、朝鮮と各国の貿易通商資料も含まれる。調査の面においての資料では、“十年報告”の形で、各時期の中国の政治、経済、文化教育、宗教信仰、自然災害を綿密に調査した結果が記載されている。人口の数量・男女比、教育水準、中国在住の外国人の人数、労働者の給料額、物価と国民の消費状況及び日清戦争、義和団事件、辛亥革命、日中戦争が中国各地の経済、社会に与えた影響が詳細に記述されている。アメリカのハーバード大学図書館に収蔵されている中国旧海関史料は、量として旧海関史料の三分の二を占め、中国本土にない特種・雑項・関務・官署・総署・郵政などに関する海関出版物も多数含まれている上、殆どが未公刊であり、史料価値が極めて高い。本書は、ハーバード大学図書館中国旧海関史料の影印本。
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