子虛記 1-5
精装
〔清〕汪藕裳 著 王澤强 點校
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出版社:中华书局 |
出版年:2014年03月 |
コード:385725 3042p 21cm ISBN/ISSN 9787101098594 |
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清末の女流作家汪藕裳(1832-1903)の代表作《子虚記》は、明孝宗時代の「忠臣孝子」文玉粦と「女中豪傑」趙湘仙の事迹を謳歌する弾詞小説である。女性特有の繊細な筆致で封建社会末期の中国社会の実態を多面的に描きだしたため、一世を風靡し、《再生縁》と並ぶ最も優れる弾詞作品の一つと位置付けられている。しかし、《子虚記》は、光緒27年(1901年)に世界繁華報館が出版した前10回しかない8巻本を除いて、完本として刊行されたことはなく、抄本の形式で伝わっていた。本書は、汪藕裳の末裔が淮安博物館に贈呈した《子虚記》の稿本を底本とし、南京図書館、南京師範大学図書館、国家図書館、北京首都図書館、天津南開大学図書館などに収蔵されている《子虚記》の抄本を参照して編纂された初の《子虚記》完本の標点校正本である。
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