《經典釋文》異讀音義規律研究
／浙江省哲学社会科学规划后期资助课
王月婷
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| 出版社：中国社会科学出版社 |
| 出版年：2014年04月 |
| コード：384881 296p 24cm ISBN/ISSN 9787516136287 |
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本書は漢魏六朝時期の230余に上る音切（反切）を収集した音義書（文字の発音と意味を説明した注解）であり、古代漢語における異読研究において重要な意義をもつ研究がまとめられている。『経典釈文』（唐陸徳明撰、全30巻）を研究対象として、見いだされる変読および不変読の現象を取り上げ、また変読の規律性と不変読の原因を探ることで、異読現象に潜在する、文法と語義に由来する動機を提示しようとする。「研究篇」「資料篇」の2篇構成で、「研究篇」は主に3章よりなり、第1章では『経典釈文』に見いだされる異読の性質を分析し、第2章では「旧」「如字」などの述語がもつ概念を探る。そして第3章では形容詞、名詞化、「言説類」動詞、使役と被使役、使動／致使動詞、変位動詞等における異読現象とその規則性の原因等について集中的に論じている。「資料篇」は研究篇において言及したポイントについて実例をあげてそれぞれ考察を行う。
【目次】
〔研究篇〕
第1章 『経典釈文』異読的性質
第2章 『経典釈文』術語分析
第1節 「旧音×」「旧××反」之「旧」
第2節 「如字」
第3節 徐音、劉音的特点
第3章 『経典釈文』異読規律
第1節 形容詞的異読規律
第2節 「名物化」的異読規律
第3節 言説類動詞的異読規律（「言」「語」／「謂」「曰」「云」／「説」）
第4節 使動／致使的異読規律
第5節 位移動詞的異読規律
第6節 異読規律総結
第4章 研究篇小結
〔資料篇〕
後記
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