天潢玉牒·彩绘南外天源赵氏宗谱（全１２册）
精装
〔明〕吴钦贤 创修 〔清〕康谦光六 修 王强 编
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| 出版社：凤凰出版社 |
| 出版年：2013年08月 |
| コード：379859 ISBN/ISSN 9787550618473 |
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閩南地方の天源趙氏が明清期に受け継いだ宗譜（家系図）の影印。天源趙氏は両宋皇帝の末裔で、宋太祖による序文、歴代皇帝像、王家傍流の分派図、さらに天源趙氏の祖である大観公とそれ以降の歴代の詳細な生没年、「徳行」、「出処」などが収録、記録されている。初代大観公の記述が始まる明・洪武年間から清・道光年間までのおよそ500年にわたり、途切れることなく記述がなされている点が特徴で、代替わりの際には伝・賛・墓誌なども書き加えられている。また、『中国家譜総目』（2009年刊）に収録された「南外天源趙氏宗譜（泉州本）」は、同じ一族ながら別の傍流であり、本書は『総目』には収録されていない。「泉州本」は1950年代に趙家から泉州文管所へ寄贈され、1994年に現地で影印出版されている。両者を比べると巻頭に見られる系譜はほぼ同じだが、序文次序に違いが見られ、また皇帝肖像画についても「泉州本」は「杜太后」像一幅が多く、衣冠にも多くの違いがあり、それについては専門家の分析が待たれる。本文については、「泉州本」の編者が「経多方尋找、校対」してもなお欠損した部分がある一方、天源趙氏の宗譜では欠けることなく記述されている部分がある。（例：泉州本では「長洲陸尚書爲天源趙氏族譜序」部分で数十字が欠損しているが、本書では全文が揃っている。また、「制建祀田法」は泉州本では失われているが、本書には完全な形で残っている。最大の違いは「泉州本」の世系部分には複数の系譜が記されているものの、その祖が明記されておらず、また人物の詳細な記述がない。一方、本書は大観公の系譜について詳細にまとめられている点が貴重である。）本来の宗譜は十二冊よりなり、前半数冊の巻頭と巻末に表装を直した事が原因と思われる数頁の欠損があるが、原本表紙の旧題とあわせて欠損の有無についても一覧を付している。本書は歴史に関する記述が多く、彩画の歴代皇帝像についても美術的な価値を備えていることから、影印で刊行される。
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