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永樂大典 1-11
精装
〔明〕解縉 等奉敕纂
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出版社:中华书局 |
出版年:2012年03月 |
コード:368324 27cm ISBN/ISSN 9787101084054 |
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在庫無し
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明永楽年間に編纂された《永楽大典》は、本文22,877巻・11,095冊及び目録60巻から構成される中国初の百科全書式の類書文献集である。正副の二本が作られ、正本は明末の動乱で消失し、副本は清朝に継承され、《四庫全書》の編纂に活用された。しかし、第二次アヘン戦争(アロー号戦争)や義和団の乱によって、副本も殆ど失われてしまい、現存する《永楽大典》は、中国及び日本・イギリス・フランス・アメリカ・ロシアなどで収蔵されている800余巻のみである。
1960年以来、中華書局は、《永楽大典》の残本の蒐集や出版に力を入れ、2回にわたって《永楽大典》の影印版を刊行した。1960年代と1980年代に刊行された影印版は、それぞれ730巻と797巻を収録する。1990年代、中華書局は、日本東方書店の助力を得、西宮市黒川古文化研究所に収蔵されている第8,569、8,570巻を撮影した。その後、改めてアメリカで2巻、イギリスで5巻、アイルランドで7巻を発見し、マイクロフィルムを作成した。この度、3回目に刊行された《永楽大典》(全11冊)は、上述の16巻を追加収録し、813巻から構成される。現存する《永楽大典》の残本の99%を収録していると見做され、研究者の高い評価を受けている。
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