|
山海經考釋
郭世謙
|
|
出版社:天津古籍出版社 |
出版年:2011年12月 |
コード:358752 820p 26cm ISBN/ISSN 9787806969281 |
|
|
|
在庫無し
現在、弊社に在庫がございません。海外からの取り寄せとなります。
|
|
|
|
|
「五蔵三経」「海外四経」「海内四経」「大荒四経」「海内経」の5つの部から構成される中国最古の地理書《山海経》の著者は禹の治水を助けた伯益に仮託されるが、実際は戦国時代から秦漢時期にかけて徐々に付加執筆されて成立したものと考えられている。古代中国人の伝説的地理認識を示すのみならず、動物・植物・鉱物などの物産を記すが、その中には空想的なものや妖怪、神々の記述も多く含まれ、そこに古代中国各地の神話が伝えられているため、多くが後世に失われた中国神話の重要な基礎資料となっている。秦漢以降の中国文化や文学に大きな影響を与えた「奇書」であるが、難解な部分が多く研究に不便をもたらしている。本書は、歴史地理学・文物考古学・民族学・言語文字学の研究方法を用い、前人の研究成果を踏まえ、《山海経》に集釈・考証・勘誤を加え、《山海経》研究に寄与する。
|
|
|
|